何かと少数派

自分メモ

基本構成と悩み事

直近、PCを組んだのがCore i7-4770が出た時だったので、最新のパーツ類を把握するのに時間がかかってしまいました。でもこうして調べたり構成を考えるのは楽しいですね。

さて、具体的なパーツは様々なショップでお値段を比較してからにしますが、基本構成は決まりました。

●CPU:Intel Pentium G4400

●MB:ASUS MicroATX B150チップセットのもの

●RAM:DDR3またはDDR4の8GB×2枚

●HDD:WD Red 3TB×4本

●電源:Seasonic Xseries 660W

●ケース:Lian Li PC-M25

●ネットワークカード(悩み中)

 

CPUですが、ZFSRAID-ZはCPUとメモリをたくさん使うということなので、性能と値段・省電力のバランスを考えてG4400にしました。低電力で言えばG4500Tなんですが、ちょっと高いのでこちらにしました。

MBはいつも選んでいる高品質に定評があるASUSです。機能的にはB150チップセットを積んだものならSATAポートが6本をサポートしているはずなので、HDDを多めに積む構成にしてもパーツ追加なしでも大丈夫です。7本以上積む場合はSATAの拡張ボードを追加することになりますが、MicroATXなら余裕があるため対応もできます。

RAMは16GB積めばいいかなと。これは永久保証のついたものならDDR3でもDDR4でもいい気がしています。MBのメモリ対応状況と見比べて選択です。

HDDは壊れる前提で冗長化しますし、RAID-Zによるブーストが期待できるため単体の性能はそこそこに交換サポートと感覚で選択しました。

電源はこの構成にしては高性能なものを選んでいます。過去に2つくらい不安定になったり壊れたりした経験があるのと、余裕を持たせた電源容量で高効率に給電するほうが結果的に電気代が安かったりします。NAS運用ということで稼働時間を多めに見積もっていることも関係しています。メーカー保証も長いですし。

ケースはMicroATX対応のものをお好みで。

 

最後に、悩みどころがネットワークカードです。

今どきMBにギガビットが付いているので、ただ使うだけなら問題ないのですが単体性能ではそれなりの速度が出るはずです。FreeNASの性能をHDDの本数ごとに書いているブログなんかも見かけますが、どうも府に落ちません。それってネットワーク越しで読み書きを測ってない?みたいな感じがしています。

ギガビットと言っても理論値の上限ですし、Byteで言うと理論値最大125MB/sの速度しか出ません。これでは新品のHDD1本のシーケンシャルアクセス速度とそう変わりません。冗長化の意味ではRAIDの意味がありますがスピードも生かしたいのでネットワークを強化する必要があります。

単純性能10倍の10ギガビットのネットワークカードを使いたいですが、なんせ高い。そして接続機器のすべてが10ギガビットに対応する必要があるため、メインPCと直接接続するにしても2つ必要です。

他にはリンクアグリゲーションを使い、2ポートもしくは4ポートくらいを束にして帯域を稼ぐ方法もあります。出費は10ギガのものより抑えられますが、イメージファイルのマウントなど、大きなファイル1つのやり取りって分散したっけ?と技術的な部分をもう少し調査してからの決断になりそうです。